1.本園の教育目標
・キリスト教保育<見えないものを大切にできる人として育つ>
・共に生きる保育<互いの違いを認め合い、友だちを大切にする心が育つ>
・自由保育<のびのびとその子らしく生きることで、一人一人の可能性が育つ>
2.本年度に取り組む目標や計画
生きる力を育むために、自分と他者を愛し、自分で考えて行動出来る大人になるための土台を築く
3.評価項目の達成及び取組状況
評価項目 | 自己 評価 |
外部 評価 |
取り組み状況 |
---|---|---|---|
子どもの主体的な遊びの尊重 子どもをよく見て適切な環境を提供するとともに、必要な支援は何か、不必要な手出しはしていないかを考え、実践と検証を行う。 |
A | A | ・目の前にいる子ども一人一人への理解を深めた上で、子ど もたちが、今、どのような遊びを求めているのかを探るこ とを心掛けた。日々遊びやの会話からそれぞれの子どもの 育ちの違いや、その日の心持ちなど、ありのままの姿を受 け止めることを意識して保育を行った。 |
保育者間の保育に対する共通理解と連携 保育者一人一人が子どもの心の育ちを的確に捉えた上で、保育の中で子どもに必要な支援を連携して行うことが出来るように、ミーティングや日々の保育の中で、細やかに互いの考えを伝えあう。 |
B | A | ・子ども一人一人の成長や認めていきたいところ、子ども同 士の懸念される関わりや関係性など、クラスの担任間で話 し合うことが出来たので、その話し合いを基に、日々丁寧
に子どもを観ていくことが出来た。 ・子どもへの対応で迷った時には、担任間ですぐに話し合っ た。そうすることで、子どもへの対応が統一され、保育者自 身も、自信をもって子どもに向き合うことが出来た。 |
保育者の安全対応能力の向上 毎月行う避難訓練、怪我やアレルギー児への対応について、ミーティングの中で定期的に確認すると共に、研修を実施する。 |
B | A | ・避難訓練は毎月子どもたちと行い、避難の仕方など、緊急時の「命 を守る」行動について、保育者と子ども達で確認することが出来 た。 ・流行している感染症や、ニュースで乳幼児の事故などの情報を得 た時は、周りのスタッフにも積極的に伝え、共有することを心掛 けた。 ・アレルギー児についてミーティングをし、保育者間で配慮すべき 事項を確認した。また、子ども同士も保育者が伝えていたからか、 アレルギー児を守ろうとする行動がみられた。 ・こどもの体調の変化にすぐ気づくことが出来るように、細やかに 視診することを心掛けた。 |
研修による保育者の質向上の取り組み 保育に関する専門知識だけではなく、保育者一人一人が魅力ある人材であるために、また、これからを生きる子どもたちの未来を考えた保育を行うために、社会的課題についても学びを深める。 |
B | A | ・保育経験を重ねた保育者がキャリアアップ研修に参加し、各分野 のリーダーになれるように取り組んだ。 ・子どもに将来どのような大人になって欲しいかという観点で社会の動きにも注目し、ウクライナとロシアの問題から「平和につぃて」の研修を行った。
・SDGsの研修で学んだことを保育に取り入れた。アサガオでグリーンカーテンを作ったり、平和に関する絵本を子どもたちに読み聞かせたりした。 ・乳幼児に関連するニュースやインターネット上の保護者の 意見を意識して読み、実際の保育や自身の子どもへ関わり 方に置き換えて考えるようにした。このことが自分の行動 や言動を改めて律する機会になった。 |
4.総合的な評価結果
結果 | 理由 | |
---|---|---|
A | 4つの評価項目について重点的に取り組んだ結果、一人一人の子どもを大切にした質の高い保育を実践できた。また、更なる質の向上に向けた課題も明確になった。 |
5.今後取り組むべき課題
課題 | 具体的な取り組み方法 | |
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想像力を持った保育 | 保育者一人ひとりが、子どもの言動から内面を探り、子どもの心の育ちを的確に捉えた上で、保育に反映する。十分に予測し、保育環境を整えた上で、その時々の子どもの反応に柔軟に対応する。 | |
保育者間の保育に対する共通理解と連携 | 保育の中で子どもに必要な支援を連携して行うことが出来るように、保育計画と実践について保育者間で互いに共有し共通理解を深めることで、子どもの見方を高め合う。ミーティングや日々の保育の中で細やかにお互いの考えを伝えあう。 | |
信頼関係を構築する保護者対応 | 保護者が求めていることを細やかに感じ取り、的確に対応することで信頼関係を築く。登降園時の会話やクラスだより等で、保護者が知りたいと思っている、園での子どもの姿を丁寧に伝える。 |